米ツアー屈指の難コース 小平智「成長感じた」
2020/01/25 14:17
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(24日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd、パー72)、ノースコース(7258yd、パー72)
初日を1オーバー87位とした小平智は、2日目に難易度の高いサウスコースで1バーディ、4ボギーの「75」。通算4オーバーでカットラインに5打及ばず、5戦ぶりの予選落ちに終わった。
「ここまで“すごく長い”って感じるコースはアメリカでも、こことベイヒルとファイヤーストーンくらい」。同組のキャメロン・チャンプが350ヤードドライブを連発し、PWや9Iで打つところ、5Iや4Iを持たされるのだからたまらない。だが、その差も受け止め、いまは自分のゴルフを貫くことに集中している。
「バンカーとかアプローチの面で成長は感じました。去年だったら寄らなそうなところを寄せられたし、最後も残り200ヤードを5Iで良いショットが打てた。去年のいまごろより気分はめちゃくちゃいいし、自分に期待している感じです」。想定されていた苦しい戦いだったが、それでも収穫は多かった。「いまのショットなら、去年ダメだったコースでも戦えるっていう手応えがありますね」
次戦は昨年に予選通過した“熱狂”のフェニックス。「客観的には、面白そうなのでスタンド側にいたいです(笑)。でも、コースに苦手意識はないし、今年は上位に行ければと思っています」と力強くうなずいた。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)