米国男子ツアー

シーズン初戦を迎えるタイガーとミケルソン、状態に明暗クッキリ

2008/01/23 19:44

火曜日、「ビュイック・インビテーショナル」3勝を誇り、地元サンディエゴに住むフィル・ミケルソンの姿は見られなかった。ミケルソンは、現在、呼吸障害に苦しんでおり、月曜日に診断を受けた医師からは、2日間、自宅で休養を取るようにと宣告された。

2007年10月の第3週、カリフォルニアで起こった大規模な森林火災は、ミケルソンの自宅のあるランチョ・サンタフェにも及んだが、汚染された空気がミケルソンの呼吸器に影響を与えたものと見られている。しかし火曜日、ミケルソンは水曜日のプロアマ戦に出ることを明らかにした。

一方、タイガー・ウッズは、火曜日、2つのコースのうちノース・コースでプレーし、14ホールを周った後、パッティング・グリーンで練習していた。タイガーは12月、自らがホストの「ターゲットワールドチャレンジ」で優勝したが、タイガーが2007年9月下旬の「プレジデンツカップ」以来、出場したのはその1試合だけ。スイング・コーチのハンク・ヘイニーは、「長い休養がタイガーにとってプラスになった」と話している。

ハンク・ヘイニー
「タイガーは気力が充実しているみたいですし、シーズン初戦が待ちきれないようですね。PGAツアーのスケジュールが変わり、オフが長くなったことは選手にとっていいことだと思いますね。みんなじっくり練習を積むと共に、新鮮な気持ちで新しいシーズンを迎えられます。タイガーも準備万端に見えますからね。」