米国男子ツアー

通算勝利数で歴代3位に並んだ、タイガーの喜びの声

2008/03/17 19:55

アーノルド・パーマーインビテーショナル」最終日。タイガー・ウッズに、最後は劇的なフィニッシュが待っていた。世界最強の強さを見せ付けた今シーズン最高のストーリー、最終ホールでバーディパットを沈めたタイガーが優勝を果たした。ベイヒルで大会5勝目を上げたタイガーに、生涯優勝回数64勝に追いつかれたベン・ホーガンも喜んでいることだろう。

タイガー・ウッズ
「今日は全力を尽くし、最後の最後でやっと勝負が付きましたね。プレー中にスティーブとも話していたんですが、2桁までスコアを伸ばせれば悪くてもプレーオフだと思っていたら、その通りになりましたね。終盤は難しいホールが続きますが、アンダーパーを出す必要がありましたし、今週一番のショットが72ホール目の2打目で出ました。あれは完璧なショットでした。あのバーディパットは以前ミケルソンと優勝争いをした時に決めたパットと同じラインだったので、距離感を合わせるようにして打ちました」

記者
「あなたはゴルフの歴史に詳しいですが、これでホーガンと並びましたね」

タイガー・ウッズ
「ホーガンは名高い人物です。パーマーの大会で優勝してホーガンの記録に並んだ事も深い意味がありますね。優勝回数については、こんなに早くホーガンの記録に追いつけるとは思っていませんでした。夢のようです」

タイガーはここ6勝の内3勝を、パー70のコースで挙げている。今回の優勝でタイガーは通算64勝目、ベン・ホーガンと並んで歴代3位タイに浮上。次の標的は、通算73勝で歴代2位のジャック・二クラスだ。