小平智は手探りのノーボギー 終盤に好セーブ連発
2019/11/22 09:30
◇米国男子◇ザ・RSMクラシック 初日(21日)◇シーアイランドリゾート(ジョージア州)◇シーサイドコース(7005yd/パー70)プランテーションコース(7060yd/パー72)
日本勢でただひとり出場の小平智は2アンダーの43位タイでスタートした。全選手が2コースを回る予選ラウンド。初日はシーサイドコースを回り「ちょっとラインが読めていない」とバミューダ芝のグリーンで苦労しながら、2バーディ、ノーボギーで切り抜けた。
メキシコでの前週「マヤコバクラシック」に続き、米国本土でもショットは安定した。9月のハリケーン(ドリアン)の影響で一部エリアの木が折れたコースで、フェアウェイキープ率は85.71%。前半5番、PWで残り115ydの第2打をピン手前2.5mに、9番は8Iでの2打目を3mにつけてバーディを奪った。
「良い感じで回れて、2つバーディが来て、気持ちも楽になった」として迎えた後半は、事前ラウンドでプレーできなかった9ホールでパーが並んだ。「安全にやって、あまり攻めきれず、バーディチャンスにもそこまでつかなかった」。終盤は好セーブの連続。16番はグリーン右のバンカーから“OK”に、17番(パー3)は2.5mのパットをねじ込んだ。最終18番もバンカーショットを成功させ、ボギーなしで終えた。
首位のウェブ・シンプソンとは5打差にいる。2日目はプランテーションコースが相手。「池ではなく、どちらかというと木の圧迫感がある。あしたからも頑張ります」。決勝ラウンドは再びシーサイドコースが会場。2試合連続の予選通過を決めて帰ってきたい。