2019年 全英オープン

3度の3パットも首位とは5打差 松山英樹はバーディで締めくくり

2019/07/19 07:34
グリーン上で苦戦はしたが、イーブンパーで初日をまとめた

◇メジャー第4戦◇全英オープン 初日(18日)◇ロイヤルポートラッシュ(北アイルランド)◇7344yd(パー71)

天候次第で何が起こるか分からないのがリンクスコース。松山英樹は首位と5打差、イーブンパー42位で終えた初日を「悪くはない」と受け止めた。

序盤はグリーン上で苦しんだ。前日、雨風の中で最終調整を終え、「一番荒れているときに回ってしまって、そのイメージが少し残った」と、パッティングが強めに入ってしまう傾向。「思ったよりスピードがあった」と、1、4、6番でファーストパットをそれぞれ1~1.5mオーバーさせて、返しを外す3パットでスコアを落とした。

強い通り雨が通過した10番では、ロングパットをねじ込んだ。「考える暇もなく打ったら入りました」と、この日2個目のバーディとした。途中、強い雨が降ったり、止んだり…。「10番、11番あたりはしんどかった」と、レインウェアを着たり、脱いだりする慌ただしい時間が続いたが、スコアカードには綺麗にパーを並べていった。

そんな長い1日を締めくくったのは、最終18番のバーディだ。5Iでピン上3mにつけたパットをカップに沈め、「入っていなかったので、入っただけで気分的にはすごく楽になった」と、イーブンパーに戻してホールアウトした。

ショットは「思ったよりやれました」という自己評価。首位との5打差を、残り3日でどこまで詰められるか?(北アイルランド・ポートラッシュ/今岡涼太)

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