2019年 ジョンディアクラシック

2戦連続の予選通過は逃す 小平智「いまは挑戦者の気持ち」

2019/07/13 11:15
2戦連続での予選通過はならなかった

◇米国男子ツアー◇ジョンディアクラシック 2日目(12日)◇TPCディアラン (イリノイ州)◇7268yd(パー71)

初日に4オーバーと出遅れた小平智は2日目の前半も5オーバー「40」とスコアを落とし、146位に沈んだ。後半に4連続バーディを奪うなど「33」と巻き返したが、この日2オーバー「73」、通算6オーバーで2週連続の予選通過はならなかった。

「(前半は)ボギー、ボギーと続いて、どちらかというと気持ちが折れた。そこからズルズル行ってしまったけど、次の試合につながる何かを見つけようと切り替えられて、後半は良かったと思う」と、苦しい中での戦いを振り返った。

昨シーズン、米ツアーで初優勝を飾った小平だが、フル参戦は今年が実質1年目。初めて訪れるコースや土地を知っていくことも、今後に向けた土台づくりだ。

「日本でもそうだったけど、プロになって初年度と2年目はシードを獲れずにもがいていた。全部のコースを回って、リズムを取れるようになったのが3年目。その年にシードも優勝も手に入れた。去年優勝したけど、いまは挑戦者の気持ちでやっています」。

結果的にはカットラインや上位には遠く及ばない成績だったが、これもまた優勝シード最終年となる来シーズンに向けた布石となるはず。「ショット自体は悪くないし、パターもいい。1つのミスで流れが悪くなってミスが続いてしまうけど、それをなくしたい」と小平は言う。「それには自信や練習が必要だと思う。それはやっているつもりなので続けていって、その日が早く来てもらえるようにしたい」と視線の先にしっかり未来を見据えた。(イリノイ州シルビス/今岡涼太)

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