2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン

復活Vは射程圏 野村敏京「あしたは寒くないでしょ?」

2019/02/09 18:37
復活優勝に向け3打差。野村敏京の敵は寒さか

◇米国女子&豪州女子共催◇ISPS HANDA ヴィックオープン 3日目(9日)◇13th ビーチGC ビーチコース(オーストラリア)◇6479yd(パー72)

野村敏京は3打差4位に後退したが、2季ぶりのツアー通算4勝目に向け踏みとどまった。2打差2位から2バーディ、6ボギーの「76」。強風に苦戦しながら、6カ月ぶりの復帰戦での優勝争いに「去年よりは成長できている」と述べた。

リンクスコースを得意とする野村でさえ、風速13m/sに「これはきつい」と疲労感たっぷり。気温14度に加えて時折雨も降り「寒くて体も動かなかった」。

前半アウトは1打落とすにとどまったが、気温の下がった後半は3打後退させ、「きょうは守りのゴルフで良いと思っていた。イーブンパーで充分だと。でもそれも難しかった」と振り返った。

腰痛を理由に昨年8月からの長期休養明けの一戦だ。2017年4月「テキサスLPGAシュートアウト」以来の復活優勝を狙える位置は守った。「あしたはきょうほど寒くないでしょ?まだ3打差。何があるかわからない」。強気の26歳は射程圏と、とらえている。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

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