畑岡奈紗は納得の「64」 プレーオフで敗れるも「悔いはない」
2018/07/02 06:15
◇海外女子メジャー第3戦◇KPMG女子PGA選手権 最終日(1日)◇ケンパーレイクGC(イリノイ州)◇6741yd(パー72)
9打差逆転による41年ぶりの日本勢メジャー制覇は、惜しくも叶わなかった。23位からスタートした畑岡奈紗は最終ラウンドを2イーグル5バーディ、1ボギーの「64」とし、通算10アンダーの首位タイでホールアウトした。
ユ・ソヨン、パク・ソンヒョン(ともに韓国)によるプレーオフ1ホール目(18番)。フェアウェイからの2打目をグリーン右奥のラフにこぼし、6ydのバーディトライをパターで外して敗退した。
快挙を逃した畑岡は中継局のテレビインタビューに応じ、強風の中で「64」をマークした最終ラウンドについて「イーグルも2つ取れた。自分らしい攻めのプレーができた結果、このコンディションで8アンダーにつながったと思う」と評価した。
ショートパットを外して唯一のボギーとした10番についても「きょうで唯一の悔い。あそこだけ本当にもったいなかった」。1977年大会の樋口久子以来となるメジャー制覇を逃す結果に終わったが、「きょうだけは自分の予想以上のゴルフができたので、悔いはありません」と総括した。