2018年 全米女子オープン

メジャーでトップ10にも満足せず 畑岡奈紗の「初志貫徹」とは?

2018/06/04 11:00
ギャラリーにサインする畑岡奈紗。初の全米女子でも堂々たるプレー

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(3日)◇ショールクリークCC(アラバマ州)◇6732yd(パー72)

「全米女子オープン」初出場の畑岡奈紗は5バーディ、5ボギーの「72」とし、通算イーブンパーの10位で大会を終えた。「ティショットが左右にぶれて、チャンスにつけることができなかった。上位を狙える位置でスタートしてスコアを伸ばせなかったので、悔しい。メジャーの大会だと、一打で流れが変わる」と振り返った。

スタートホールの1番で、120ydから9Iで40cmにつけてバーディ発進。3番(パー5)でもバーディと順調にスコアを伸ばしたが、続く4番、5番(パー3)で連続ボギーとし「伸ばしたいアウトコースでオーバーしてしまったのが、きょうの全体の流れを決めてしまった」と悔やんだ。

今季から米ツアーに本格参戦する19歳の好きな言葉が「初志貫徹」だ。「アメリカツアーで戦って優勝したいっていうこと。世界一が目標なので、それがかなえられるように、ずっと志を変えないようにやっていきたい」。米メジャー3戦目で、2015年の大山志保以来となるトップ10にも満足することはない。

「体調管理だったり、コースマネジメントが大事になる。1試合1試合大切に戦っていきたい」。1週のオープンウィークを挟み「マイヤーLPGAクラシック」(ミシガン州・ブライズフィールドCC )から再スタートを切る。(アラバマ州バーミングハム/玉木充)

2018年 全米女子オープン