2018年 ピュアシルク バハマLPGA

米国ツアー再挑戦へ 畑岡奈紗は正月返上を覚悟

2017/12/21 18:17
新人賞を受賞した畑岡奈紗(右から2人目)。再挑戦の米ツアー優勝を目標に掲げた

日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)が選考する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」の表彰式が21日(木)、都内のホテルで行われた。男子は韓国の任成宰(イム・ソンジェ)、女子は森田遥畑岡奈紗永井花奈川岸史果が受賞した。

日米ツアー1年目のシーズンを戦った畑岡は、帰国後の9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」、「日本女子オープン」と2連勝した功績が認められた。壇上で「一生に一度の賞なのでうれしい」と喜びを表現した。

19試合に出場した米ツアーでは賞金ランキング140位に終わったが、12月初旬のQTをトップで通過して来季出場権を確保した。「いろいろ失敗した今年の経験を生かさなければいけない」とい、再挑戦のチャンスをつかんだ2年目のシーズンに臨む。「優勝を目標に頑張りたい。日本でも何試合かスポット出場したいので、そこでも勝てるように」と、2018年の目標を日米両ツアーのタイトルに設定した。

年末年始は日本で過ごし、バハマ開催の米ツアー開幕戦(1月26日~)に合わせて1月中旬に出国予定。新シーズンに向けた始動の時期は決めていないが、「トレーニングできる期間が短いので、元旦から素振りなり、練習をしないといけないと思っている」と話し、正月返上で準備を整える構えだ。(編集部・塚田達也)

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