2017年 エビアン選手権

「シンプルに優勝しかない」宮里藍が現役最終戦へ

2017/09/12 07:09
練習場で会った元世界ランク1位の2人

◇海外女子メジャー◇エビアン選手権 事前情報(11日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6470yd(パー71)

レマン湖沿いのリゾート地、エビアンで現役最後の試合に挑む宮里藍。本人は「(感慨は)全然ないですね。びっくりするほど(笑)」と、あっけらかんとしているが、そのカウントダウンは静かに始まっている。

10日(日)夜に現地入りした宮里は、この日の昼前に練習場から始動した。練習を始めた宮里の元には、ツェン・ヤニ(台湾)やポーラ・クリーマーが寄ってきて声を掛ける。宮里のマネージャーは「今週は選手や関係者からの誘いが多くて…」と、別れを惜しむ知人たちからの食事の誘いが多いことを打ち明けた。

大会側も、16日(土)に開催される「ロレックス・アニカ・メジャーアワード」の式典で、宮里の引退を祝福するイベントを検討しているという。あす12日(火)は公式記者会見の予定。「思い残すことはないっていう感じで練習している」と笑う宮里とは対照的に、着々とその準備は進行中だ。

15番グリーンで記念にパチリ

この日は、ときおり霧雨がぱらつく中、10ホール(6番から15番)をラウンドした。2週間前の試合で右肩に違和感を覚え、先週は大事をとって練習を控えていたという。「痛みはないけど、筋肉痛みたいな感じが残っている」としながらも、「きょう回った感じだと大丈夫そう」と笑顔をみせた。

「出るからには優勝しかないので、そこはシンプルに。あとは自分のやるべきことをやれたらいいかなと思う」と宮里。「まだ時差ボケがあるので、あまり思ったようなショットは打てていない」というが、開幕に向けて徐々にペースを上げていくつもりだ。(フランス・エビアン/今岡涼太)

この日は強い風も吹いた
さあ練習!と思ったら雨が降ってきて・・・この表情
ちょっと右肩が気になる?
引退へのカウントダウンが始まった
月曜日の11時頃、練習場に来た宮里藍。「遠いエビアンまでありがとうございますー」
現役最終戦は長年連れ添ったキャディのミックとともに
長年の戦友、ポーラ・クリーマーと談笑する宮里藍

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