「はい、見ましたよ(笑)」野村敏京、トランプ大統領と遭遇
2017/07/16 09:10
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(15日)◇トランプナショナルGCベドミンスター(ニュージャージー州)◇6687yd(パー72)
最終18番で、この日唯一のバーディを奪った野村敏京。1つスコアを落として通算3アンダーの10位へと順位を下げたが、最後にようやく笑顔を見せて引き上げてくると、クラブハウス横の特設エリアから手を振る赤い帽子を被った人物がいた。そう、ドナルド・トランプ米大統領だ。
「はいはい、見ましたよ」と笑った野村。「前にブリティッシュオープン(全英リコー女子オープン/ターンベリー)で会ったことがあるので」と特に興奮した様子も見せず…。うれしかった?という質問には「ふふふ、分からないです」と含み笑いでごまかした。
この日はアイアンショットの距離感に苦しみ、チャンスはあまり作れなかった。「段の上にピンがあったり、奧のピンが多かったりして難しかった。ミスショットもあったけど、転がると思ったのが転がらなかったり…。でも、こういう日もあります」と野村。
「あすはパットが入ってほしいし、メジャーだからまだ分からない。きょうのベストが5アンダーだったので、私はできれば6アンダーで行きます」。6打差の通算9アンダーで逃げるフォン・シャンシャン(中国)を最後まで追い続ける。(ニュージャージー州ベドミンスター/今岡涼太)