米国女子ツアー

畑岡奈紗が初日3位発進/米女子ファイナルQT

2016/12/01 15:29
初日3位発進した畑岡奈紗※画像は2016年「伊藤園レディス」

◇米国女子◇ファイナルQT 初日(30日)◇LPGAインターナショナル(米フロリダ州デイトナビーチ)◇ジョーンズコース(6449yd/パー72)、ヒルズコース(6566yd/パー72)

来季の米国女子ツアー出場権をかけたファイナルクオリファイングトーナメントが23日に開幕。10月の「日本女子オープン」でアマチュアとして初のメジャー優勝を飾り、宮里藍の18歳110日を更新するツアー史上最年少(17歳271日)でプロ転向した畑岡奈紗(ルネサンス高3年)が出場。初日はジョーンズコースを4バーディ、ノーボギーの「68」でプレーして、4アンダー3位と好発進した。

前半3番(パー3)、ティショットをグリーン奥にこぼし、返しのアプローチも距離を残すピンチを迎えた。「返しがオーバーしたとしても、のぼりのパットになる。グリーン奥にいってしまった方が、パーセーブできるチャンスだと思った」とこのホールをパーセーブとし、続く4番、5番の連続バーディへと良い流れをキープした。

「思っていたより前半、パターが入ってくれたので良かったのですが、後半は取りこぼしがあったのかなと思う。あしたは狭いヒルズコースになるので、ティショットの狙いを定めていきたい」と話した。

首位は5アンダーでプレーしたパンナラット・サナポルブーンヤラス(タイ)、アマチュアのケイトリン・ダンボーの2人が並んだ。

4日間でジョーンズコースとヒルズコースの2コースを交互にラウンドし、第4ラウンドを終わって70位タイまでの選手が、ヒルズコースで行われる最終ラウンドに進出する。156人が出場し、20位以内でツアーカードを得られる。