宮里藍、プレーオフ負けで「全米女子オープン」出場逃す
2016/05/25 10:35
宮里藍が24日、今年7月に行われる海外女子メジャー「全米女子オープン」(コーデバルGC=カリフォルニア州)の出場権をかけた地区予選会に出場。3人の出場枠が設定されたエルミタージュCC(バージニア州)で36ホールを2位タイで終えたが、プレーオフで敗れ、出場権獲得を逃した。
スコアとしては2ラウンドともに「71」の通算2アンダー。宮里は第2ラウンド最終ホールの9番でバーディを奪って、首位通過のモード・ルブラン(カナダ)に次ぐ2位タイに滑り込み、5人で2枠を争うプレーオフに進出した。4ホール目までもつれたプレーオフで宮里は最後まで脱落しなかったが、2ホール目でリー・ロペス、4ホール目にクリスティーヌ・ソンがバーディで抜けて敗れ、同会場の補欠1番手となった。
全米女子オープンは、宮里がアマチュア時代から優勝を目標として掲げている大会。2014年まで10年連続で大会出場していたが、昨年に続き今年も出場は難しくなった。
地区予選会は、5月9日から6月3日まで、全米21会場や日本を含む海外4会場で行われる。前週にバージニア州で行われた米女子ツアー「キングスミル選手権」に出場した宮里は、同州内で行われた今回の会場で出場。当初は23日開催の予定だったが、雨天のため順延されていた。日本会場の地区予選会は、30日(月)に大利根CC(茨城県)で開催される。