2016年 コーツゴルフ選手権

野村敏京は再び首位争い 1Wとシャフトに手ごたえ

2016/02/05 08:47
今年から替えた1Wとシャフトもフィット。前週の開幕戦から好調が続く野村敏京

米国女子ツアー「コーツゴルフ選手権 by R+L Carriers」2日目は悪天候により午後3時15分にサスペンデッドとなった。午前スタートの野村敏京が7バーディ、1ボギー「66」でフィニッシュ。「雨がギリギリで降らなくて良かった。降っていたら、もっと難しくなっていた」と運も味方につけ、38位から首位と1打差の暫定3位に浮上した。

前週の2016年シーズン開幕戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」でも、2日目まで首位争いを演じた野村。週末に失速したものの4日間を13位タイで終え、今週も引き続き好調をキープしている。

高いレベルでの安定感を支えているのは、今週のキーポイントにも挙げているフェアウェイキープだ。この日もフェアウェイを外したのは2ホールのみ、2日間合わせてもわずか5ホールと、好内容の起点にしている。今年から替えた1W『テーラーメイド M1 460 ドライバー』と『グラファイトデザイン ツアーAD DI -6』シャフトのマッチングが体によく馴染み、飛距離も「10yd以上は伸びていると思う」という。

グリーン上のルーティンも今年から変えた。「パッティングをする前の素振りをなくしてリズムを変えた。ショットからパットまですべて、もっとシンプルにしたいと思って取り組んでいる」と明かす。この日は27パットに抑え、好調なショットと噛み合いを見せてのビッグスコアとなった。

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