米国女子ツアー

来季ツアー出場権へ正念場 森田遥と有村智恵が下部最終戦で決勝進出

2015/10/17 10:26
米ツアー出場権をかけて戦う有村智恵※撮影は「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」時

米国女子下部シメトラツアーの今季最終戦「シメトラツアー選手権」は16日、フロリダ州のLPGAインターナショナルで2日目のラウンドが行われ、森田遥は通算2アンダーの32位、有村智恵は通算1アンダーの37位で決勝ラウンド進出を決めた。大会は18日までの4日間で行われる。

シメトラツアーの年間賞金ランク上位10名には来季レギュラーツアーの出場権が与えられ、同11位につける森田と同18位の有村にとっては今週が圏内へのラストチャンスとなる。

最終戦の賞金総額は15万ドル(約1790万円)、優勝賞金は2万2500ドル(約269万円)。森田はランク10位の選手と約720ドル差(約8万6000円)で、大会で47位以上に入ることが来季出場権をつかむための最低条件。有村はカットラインまで約8900ドル差(約106万円)と開きがあり、最低でも3位以上に入る必要がある。

上位10人に入れなかった場合、来季レギュラーツアー出場権争いの舞台は、同コースで12月上旬に開催されるファイナルQTに移る。なお、シメトラツアーの来季シード権は賞金ランク上位80人までに付与される。