2015年 ヨコハマタイヤLPGAクラシック

米女子シード争い大詰め…過去9勝の宮里藍ら来季出場ピンチ

2015/09/01 17:15
来季シード権獲得を目指す宮里藍(※写真は2015年マニュライフLPGAクラシック2日目 Vaughn Ridley/Getty Images)

米国女子ツアーは前週の「ヨコハマタイヤLPGAクラシック」を終え、賞金ランク80位までの選手に与えられる来季シード権争いがいよいよ大詰めとなった。日本勢の中でも宮里藍上原彩子らはボーダーラインをめぐる厳しい戦いの最中で、胃の痛くなるような秋本番となりそうだ。

8月31日時点の賞金ランキングで、日本勢最上位は25位の宮里美香。47位の横峯さくら、67位の野村敏京、78位の宮里藍の4選手が賞金シードの「80位以上」をクリアし、86位に上原彩子、132位に有村智恵の2選手はシード圏内に届いていない。今季の80位がどの程度の賞金になるのかは不明だが、昨季の80位が12万9742ドルだったことを1つの目安とすれば、11万8085ドルの宮里藍もまだ「圏外」といえそうだ。

フロリダで開催されるシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」までを入れれば残り9試合、カレンダーでも2カ月以上あるが安穏としていられない。次戦は来週開催のメジャー最終戦「ザ・エビアン選手権」、10月からは極端に出場人数が絞られる計6試合のアジアシリーズに突入する。

昨季の宮里藍はアジアシリーズにランキング84位で突入し、台湾開催の「フボンLPGA台湾選手権」には出場できた(71位タイ)ものの、地元・日本開催の「ミズノクラシック」(今年から「TOTOジャパンクラシック」)には出場できず、結局ランキング86位でシードを手放した。宮里藍、上原にとっては、出場権を持つ次戦の「エビアン」が、来季へのサバイバルでは極めて重要な一戦になる。

「エビアン」に出場できない有村は次戦、今季主戦場としてきた下部のシメトラツアーの「グレートライフチャレンジ」に出場予定。残り6試合のシメトラツアーで現在21位(森田遥は現在7位)につけている年間ランキングを10位以内に上げ、来季のレギュラーツアー出場権に結びつけたい。

また、昨季で賞金シードを失い、今季は「過去4年間(2011年~2014年)で2勝以上した選手」というカテゴリーで出場している宮里藍にとっては、来季からのルール見直しも今後のスケジュールに大きく影響しそう。LPGAは2016年シーズンからこのカテゴリーを「過去3年間(2013~2015)で年間2勝以上を挙げた選手」に改めることをすでに発表している。

2012年は2勝したものの、2013年以降0勝の宮里藍は、来季からこのカテゴリーの適用対象外。賞金シードを逃した場合は、12月のファイナルQT(予選会)で出場資格を獲得することも考えざるを得ない状況とみられる。

◎8月31日時点のボーダーラインと日本勢ランキング

順位選手名獲得賞金(ドル)
25宮里美香437,467
47横峯さくら259,306
67野村敏京163,186
70B.レカリ160,113
75M.アレックス148,837
78宮里藍118,085
80J.インクスター116,747
86上原彩子104,591
132有村智恵25,565

2015年 ヨコハマタイヤLPGAクラシック