2015年 全英リコー女子オープン

「嵐の前の静けさ」宮里藍は警戒心緩めず

2015/07/29 08:12
ポイントになるティショット。宮里藍はショットの復調に自信を見せた

宮里藍は慎重だった。30日(木)にティオフする海外女子メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」。会場のスコットランド・ターンベリーは、開幕2日前もまだその素顔を晒していないという。

男子ではトム・ワトソンが1977年にが優勝し、59歳で臨んだ2009年大会はプレーオフで惜敗した同コース。女子の全英はカリー・ウェブ(オーストラリア)が制した2002年大会以来の開催となる。湾を臨む灯台がシンボルの本格リンクス。宮里は27日(月)に練習ラウンドで13ホールを回り、開幕2日前の28日(火)にプロアマ戦に出場した。

連日雨が降り、フェアウェイもソフト。グリーンはピッチマークができる状態で、試合期間中も雨予報が続いている。キャディのミック・シーボーン氏とは「嵐の前の静けさだろう、という話をしていた」と宮里。多くの選手が「強烈だった」と感じた月曜日(27日)の風も「ここでは微風くらいじゃないかと思う」と警戒した。

ポイントに掲げたのはティショット。「まずバンカーに入れないこと。うまいこと入るようなデザインになっている。風が吹くと、打つポイントがより狭く、半分くらいに感じる」。前週の「マイヤーLPGAクラシック」は予選落ちしたが、ショットは「良かったです」と復調を実感している。

パッティングについては渡英した父の優さんにアドバイスを受けているところ。「手首でなく、肩始動で打つようにと。きょうもずっと一生懸命やっているんですけど、『やれ、やれ』と言われ、『どんだけやればいいんだよ!』って感じもあります(笑)。ちょっとまだギャップがあるので、フィーリングが出るよう(試合までに)うまく落としどころを見つけたい」

メジャーは直近2試合に出場せず、4月「ANAインスピレーション」以来。事前のチェックに一喜一憂せずに試合に入る。(スコットランド・ターンベリー/桂川洋一)

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