「辛抱強くできている」美香は22位へじわり浮上
2015/06/14 08:32
ニューヨーク州ハリソンにあるウェストチェスターCCで行われた米国女子メジャー第2戦「KPMG女子PGA選手権」の3日目を終え、宮里美香は通算2アンダーの22位へじわりと浮上した。
ボギーが先行しながらも、最終18番(パー5)をバーディとして、4バーディ、3ボギーの「72」(パー73)と1つスコアを伸ばした宮里は「最後のバーディパット(左上2m)も決して易しくはなかった。決めたところに打とうと思って、それが入ってくれたのでうれしかった」と、笑顔を見せた。
3日間通算で難しさ1位の8番は、残り200ydを5Wで奧2.5mにつけ「すごいフックライン」を沈めてバーディ奪取。16番(パー3)でも、5Wで「今日イチ」というナイスショットを2mにつけてバーディをもぎ取った。
「辛抱強いラウンドができている。前半の難しいホールでパーを積み重ねていければ、ビッグスコアも出せると思う」。2012年に自身メジャー最高位となる2位に入った大会で、宮里は再び上位を目指す。(ニューヨーク州ハリソン/今岡涼太)