2015年 KPMG女子PGA選手権

宮里美香、大会のグレードアップに笑顔「お菓子がいっぱい」

2015/06/11 08:36
ショットは好調維持。宮里美香は上位進出なるか?

ニューヨーク州ハリソンにあるウェストチェスターCCで、あす11日(木)に開幕する「KPMG女子PGA選手権」に出場する宮里美香が10日(水)、会場で練習を行った。前日水曜日はプロアマ戦に出場して18ホールを回り、その前日はイン9ホールをラウンド。開幕直前は、軽めの最終調整となった。

ウェストチェスターCCは1967年から2007年まで、PGAツアーの「ザ・バークレイズ」が開催され、また2011年にはチャンピオンズツアーのメジャー大会「シニア・プレーヤーズ選手権」も開催された由緒あるコース。

開幕までに1.5ラウンドをこなした宮里は、「長くてフェアウェイが狭く、グリーンのアンジュレーションもしっかりある難しいコース」と警戒した。特にパー3の1番に始まり、400ydを超える3番、4番のパー4へと続くアウトコースの序盤を「前半の攻め方が特に大事」と攻略ポイントに挙げた。

今年から大会運営にPGA・オブ・アメリカ、新スポンサーにオランダを本拠地とする世界4大会計事務所のひとつ「KPMG」が加わり、大会のグレードがアップした。「全米女子オープンみたい。雰囲気負けしないように頑張りたい」と気合いを見せた宮里。その一方で、「練習ラウンドで、お菓子が2ホールごとに置いてあった(笑)」と、向上したホスピタリティに笑顔も見せた。(ニューヨーク州ハリソン/今岡涼太)

2015年 KPMG女子PGA選手権