2015年 ピュアシルク バハマLPGA

「すごく残念」 横峯さくら、今季初戦で予選落ち濃厚

2015/02/07 09:44
横峯さくらはカットラインから遠い通算5オーバーでホールアウト。今季初戦は予選落ちが濃厚となった

「本当にアメリカツアーってタフだなあ・・・」。米国ツアールーキーとして今季初戦を迎えた横峯さくらが、思わず漏らした。

米国女子ツアーの今季第2戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」2日目。横峯は第1ラウンドの残り13ホールと、引き続き行われた第2ラウンドの計31ホールをプレーし、予選2日間を通算5オーバーの暫定102位タイで終了。予選カットラインは2~3オーバーが見込まれており、決勝ラウンド進出は絶望的となった。

長丁場のプレーに加えて、この日はアイランドコース特有の強風に苦しめられた。朝から夕暮れまで平均10m/s前後の風が絶え間なく吹き、「ショットもそうだし、アプローチにも影響があった」。もはや、苦笑するしかないほどの過酷さだった。

午前8時に再開した第1ラウンドから、流れが大きく傾いた。1オーバーで迎えた後半5番はアプローチをダフらせてのボギー。6番でも連続で落とすと、8番ではティショットを左サイドの海に打ち込み、痛恨のダブルボギーを叩く。「ファーストラウンドの4ホールで、5つも落としてしまった。もったいなかった」。第2ラウンドはパープレーにまとめただけに、風に馴染む前の乱調が悔やまれた。

予選通過を目標に掲げていただけに、「すごく残念」と落胆の表情。「この風でも、普通にアンダーで回る選手がたくさんいる。層の厚さを感じた」と、現時点における上位との差も痛感した。

「この結果をしっかりと受け止めて、次に臨みたい」。横峯の次戦は、2週間後のシーズン第3戦「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」となる。(バハマ国ナッソー/塚田達也)

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