2014年 ウェグマンズLPGA選手権

メジャー4戦目は“遠い” 宮里藍はアイアン3本作戦も検討

2014/08/13 09:09
距離が長いホールが続くセッティングをどう耐え抜くか。宮里藍は作戦を模索している

海外女子メジャー今季第4戦「ウェグマンズLPGA選手権」は、14日(木)にニューヨーク州のモンローGCで開幕する。前週の「マイヤーLPGAクラシック」で予選落ちに終わった宮里藍は前週末から現地入り。12日(火)にはアウト9ホールを回り、練習ラウンドをすでに計36ホールとするなど、今年から会場を移した初開催のコースを精力的にチェックしている。

前週は、パットの不調が響いての予選落ち。重心位置がかかとに寄りすぎていた点を修正するとともに、「前傾の姿勢を最後までキープできるようにして、ここ数日は良いフィーリングになった」と、開幕に向けて不安の払拭に努めている。

今週のコースに目を向けると、全長6,717ヤード(パー72)と距離が長く、特に400ヤード越えのパー4が6ホールもあるのが特徴的だ。パー3も、3ホールで180ヤードを超えている。さらにこの日は、昨夜から降り続いた雨によってランが減り、飛距離のロスを強いられた。

「例えば1番(396ヤード/パー4)の2打目は、日曜日は7番アイアンだったのに今日は7番ウッドだった」と苦笑い。2打目でウッドしか手にしなかったという、天候によるコース変化も頭にインプットした。

雨は週末まで続く見込み。クラブセッティングについては「悩んでいる」としながら、明日のプロアマラウンドは距離対策としてウッド4本(1W、3W、5W、6W)、ユーティリティ3本(4U、5U、6U)、アイアン3本(7~9I)、ウエッジ3本、パターという構成で打開策を探る。(ニューヨーク州ピッツフォード/塚田達也)

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