2014年 ショップライトLPGAクラシックby Acer

ついにエースキャディ復帰も…宮里藍95位出遅れ

2014/05/31 10:26
宮里藍はエースキャディを戻したが、出入りの激しいゴルフになった ※2013年「全米オープン」で撮影

ニュージャージー州で開幕した米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシックby Acer」初日、宮里藍は4バーディを奪いながらも2つのダブルボギーを叩くなど出入りが激しく、2オーバー95位と大きく出遅れた。

プレーを終えた宮里は、「グリーンが思ったよりもスピードが出て、前半5ホールくらいはタッチが合わなかった」と、5番までに4オーバーを叩いた序盤を悔いた。今週は3日間の短期決戦だけに、首位との11打差は大きい。

今季は初戦から、昨年まで8年間に渡りキャディを務めてきたミック・シーボーン氏とのコンビを解消し、新境地開拓を期して、別のキャディの模索を続けてきた。開幕戦から6試合を担いだケビン・フルウェリン氏、その後3試合をともにした女性キャディのターニャ・パターソン氏で結果を残せず、今週からついに再びシーボーン氏が復帰している。それだけに、宮里本人の期待も大きかった。

「やりやすいのがすごくあった。長い間やってもらっていたので、何も言わなくてもタイミングが合う」。シーボーン氏とはコンビ解消後も頻繁にメールで連絡を取り合っていたといい、宮里からキャディ復帰を打診。2009年から米ツアー9勝を重ねてきたコンビの再結成に至ったという。

再会を喜ぶには「ショットもタイミングが合ったり、合わなかったりを繰り返していた」と課題山積だが、確かな相棒に安心感を覚えながら残り2日間で修正していく。

2014年 ショップライトLPGAクラシックby Acer