2014年 ノーステキサスLPGAシュートアウト

有村智恵 一時帰国から仕切り直し「いい時間過ごした」

2014/05/01 10:39
開幕前日の有村はコースに笑顔の花を咲かせた

米国女子ツアー「ノーステキサスLPGAシュートアウト」は1日(木)から4日間、テキサス州のラスコリナスCCで開催。日本勢では上原彩子野村敏京、そして先月に一時帰国していた有村智恵のツアーメンバー3選手が出場する。

有村は2週前、アマチュアの勝みなみが優勝した「KKTバンテリンレディスオープン」にホステスプロとして国内女子ツアーに今季初参戦。米ツアーを含め、予選カットのある試合では2014年シーズン初の決勝ラウンド進出を決め、23位で大会を終えた。

2週間のオフ、そして故郷熊本での時間は有村にとって、そんな結果以上に貴重だった。「すごく良い時間を過ごすことができました。日本の試合もだいぶ良い状態で入ることができましたし、色んなものを持って帰ってこれました。予選を通過できたというより本当に徐々にいい感触を得る事ができた」と主戦場の米国に再び立つ準備も整ったようだ。

初出場の大会を前にコースチェックを終え「日本みたいなコースだなという印象。下も硬くて、芝も薄く、フェアウェイも狭くてあまり距離がない。去年のスコアを見る限りでは、結構伸ばす人は伸ばすという感じ」と印象を口にした有村。「ナビスコが終ってから、アプローチとパッティングを重視してずっと練習をしていたので、その辺は良くなったと思う。とにかく今はショットの調子が上がってくるまで、どうにか小技でいけたら」と、まずは慎重にスコアを組み立てていく心構えだ。

2014年 ノーステキサスLPGAシュートアウト