宮里藍は40位発進 新キャディに「助けられた」
2014/04/17 16:01
米国ハワイ州にあるコオリナGCで16日(水)、米国女子ツアー「LPGAロッテ選手権」が開幕。日本勢は4人が出場し、上原彩子が首位に1打差の3アンダー4位タイと絶好のスタート。野村敏京が1オーバーの26位、歴代優勝者(2012年)の宮里藍は2オーバー40位、宮里美香は5オーバー93位と大きく出遅れた。
■ 宮里藍 2バーディ、4ボギー「74」
コースを吹き抜ける強い海風により全体的にスコアが停滞する中、日本勢で唯一午後スタートだった宮里も「風が強くて、なかなか風とラインの読みが合わなかった」とグリーン上で苦しんだ。今シーズン開幕から不調が続くパットに風が加わり、この日33パットを献上。ショットは好調なだけに、今週もパットが浮沈の鍵を握りそう。
2006年「全英女子オープン」(当時)以来のタッグ結成となる女性キャディ、ターニャ・パターソン氏については「だいぶ助けられましたね。ショットに関してはフィーリングが同じで、自分が思っているクラブと彼女が思っている距離がピッタリ一致していた」と宮里。距離感を合わせることが難しい風の中、8割に迫る高いパーオン率を生む一助となったようだ。
■ 野村敏京 2バーディ、3ボギー「73」
「(風について)難しかったです。この風は初めて。日本ではこんなに吹かないんじゃないかな?パッティングでも体が揺れて、もう大変でした。でも、今日はパッティングが良くて、1オーバーで良かったです」
■ 宮里美香 3ボギー、1ダブルボギー「77」
「(風の影響?)でも、伸ばしている選手もいるので。やっぱりセカンドでバーディチャンスにつけられていないのがこのスコアにつながっていると思う。ドライバーは良かったんですけどね。始まる前から風はあると思っていたので、それで攻略できなかったのはすごく悔しいし、アプローチでカバーできればもう少しガマンできたと思う」