2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック

上田桃子、出入りの激しいゴルフで32位タイに後退

2013/07/14 12:33
上田桃子は出入りの激しい展開となり、上位進出はならなかった。(Harry How/Getty Images)

米国女子ツアー「マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック」に出場している上田桃子は、大会3日目を6バーディ、5ボギーの1アンダー「70」(パー71)でラウンドし、通算8アンダーとスコアを伸ばしたが、順位は19位タイから32位タイへ後退した。

日本勢5名が出場した今大会、唯一予選を突破したのが上田だった。その決勝ラウンドスタートの1番で2メートルのバーディパットを沈めたが、直後の2番、そして3番と連続ボギーで勢いを失う。さらに7番でもボギーを叩き、大きく順位を下げた。

中盤は8番、10番、さらに12番とバーディを奪い8アンダーまで伸ばしたが、この日の上田は安定感を欠き、終盤も苦しむ結果となってしまった。

「ボギーを打ち過ぎですね。しかも全部ショートパットを外してのボギー。アドレスがどうしても心地よく無くて昨日終わってからも練習していたんですが改善できませんでした」。調子の良い時には、しっかりとラインが見えるという上田だが、この日は確信を持てないままアドレスに入り、打ち切れない場面が多かった。

それでも前日の予選ラウンドを19位タイで終え、3週間後の「全英リコー女子オープン」の出場権を持たない上位5選手に与えられる権利を獲得した上田。この日は5つのボギーでスコアを伸ばせなかったが、バーディは初日と同じ6つを積み重ねたのは好材料だ。「気持ちの切り替えは前より早くなりました。そういう一つ一つのプレーがバーディに繋がっているんだと思う。ショートパットさえ入ればもっとガンガンいけるので、そこだけですかね」。最終日はパッティングでのミスを減らすべく、気合いを入れ直して巻き返しを狙う。

2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック