2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック

上田桃子が日本勢でただひとり決勝へ 「全英リコー女子オープン」の出場権を獲得

2013/07/13 11:05
19位タイで決勝ラウンド進出を決めた上田桃子。

米国女子ツアー「マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック」の2日目。13位タイの日本勢最上位でスタートした上田桃子は、5バーディ、2ボギーの「68」と粘り、通算7アンダーは19位タイに後退するも、日本勢唯一決勝ラウンド進出を決めた。

「昨日よりもティショットは良かった。ロングは2ホールとも2オンみたいなもの」と5番と18番(パー5)のチャンスホールで確実にバーディを奪った上田。パー4では3つのバーディを奪うが、それ以上に幾度とつけるチャンスにも「決めきれず、なかなか気持ちを切り替えられなかった」と貪欲にバーディ量産を狙ってった。

その理由は8月1日に開幕する「全英リコー女子オープン」の出場権にあった。6月に行われた今季メジャー第2戦の「全米女子オープン」2日目に、大きく崩れて予選落ちを喫し悔し涙を呑んだ上田にとっては、どうしてもリベンジを果たしたいメジャーの大舞台。出場権を手にしていない上田のもとには、昨晩までに朗報が舞い込んでいた。

これは、予選2日間36ホールのラウンドで、出場権を持たない上位5選手に与えられる出場権獲得ができるというもの。全英のマンデー出場も覚悟した上田は「自分のゴルフをして駄目だったら仕方ない」という気持ちで臨んだ2日目までをトータル「135」とし、ライアン・オトゥール、ニコール・ヘイジに続いて出場権を獲得した。

「今日は自分の中で攻めきれれば、良くても悪くても自信になると思ったので、最後までそれをやり通せたのがすごい良かった。何より『全英-』に出場できるのですごい嬉しいです」。新たなモチベーションを加え、上田は決勝ラウンドに臨む。

2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック