米国女子ツアー

今日の不動裕理/私の中では凄く良かったので納得です!

2007/03/30 09:00
5度目の挑戦となった不動裕理。出入りの激しい内容ながら1オーバーと踏ん張った

日本勢4人の中ではもっとも経験豊富な不動裕理が好スタートを見せた。この大会5度目の挑戦となる不動は、確実に成績を上げてきた。迎えた初日、午前8時30分にスーザン・ペターソンと1番ホールからスタート。

その1番で6メートルのバーディパットを沈め幸先の良いスタートを切った。さらに2番パー5でも3打目でピン2メートルにつけ確実のバーディを奪った。ところが、3番でボギーを叩くと、4、5番の3連続ボギーで一気に1オーバーまで後退。この日の不動は出入りの激しいゴルフとなった。

前半を4バーディ、4ボギーのイーブンパーで終えた不動は、11番パー5で2打目をグリーンの手前、ピンまで25ヤードに運んだ。そしてサンドウェッジを選択した3打目、ボールはカップに吸い込まれイーグルを奪った。

再びアンダーパーになり勢いに乗れそうだったが、その後は3つのボギーで1オーバーフィニッシュ。22位タイに入り、昨年の15位タイよりも上位を狙えそうな位置につけた。

「良くはないけど、たまたまラッキーなバーディも一杯あって、1オーバーで納まったので、すごく良かったです。位置よりも、私の中では凄くよかったので納得してます。悪いなりに楽しんで出来ました。

この調子で1オーバーだったので、どこかうまくなってるんだろうねってキャディと話していました。(パットは)今日は下りが多かったので、私が打たなくても転がってくれました。明日はもうちょっとパーがほしいかな。半分以上はパーを取れるようにしたいです」

不動が振り返るように、この日パーを奪ったのは6ホールだけ。ラッキーなバーディ、そしてイーグルが飛び出さなかったら、他の日本勢同様苦しい順位となっているに違いない。このラッキーを2日目以降に上手くつないでもらいたい。