宮里美香、苦手コース克服なるか

2週前にフランスで開催された「エビアンマスターズ」で16位タイになった宮里美香が、今週はオハイオ州のハイランドメドウズGCで開催される「ジェイミーファー・トレードクラシック」に出場する。

「エビアン－」では予選2日間を5位タイで終えながら、優勝争いに残ることができなかった宮里。フランスから米国に戻った際には時差ぼけに悩まされたが、すぐに練習を再開した。

「パッティングの練習を中心にやっていました。パッティングのルーティーンとか、どういうふうに打っているかなどをあらためて確認しました。今週は月曜日にコース入りをして、月曜日は練習だけ。火曜日にフロント9、今日はプロアマで18ホールをラウンドしました」。

「コースは（一昨年に比べて）特に変わりはないです。ティショットはドライバーでカット・ショットを打つホールが2つくらいある。グリーンが結構大きいので、ちゃんとピンポイントで攻めていかないとチャンスはない。スコアは毎年出ているし、攻めてはいけますね」。

「あまりイメージが出ていないのかな」と、今大会は直近2試合で予選落ちを喫している宮里だが、今年は「あまり考えすぎずにシンプルにやろう」と決めている。

「アメリカの試合がもうあまりないので、こっちでしっかり成績を残してアジアへ行きたい」。米ツアーはシーズンも終盤に入り、10月以降はマレーシア、韓国、台湾、そして日本での試合などが予定されている。アジアでの戦いの前に、まずは米国本土でしっかりと成績を残せるようにしたいと語った。