宮里藍、リフレッシュと万全な調整で連覇に意欲!
米国女子ツアー第15戦「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」がオレゴン州のパンプキンリッジCCで開幕する。その開幕前日に行われたプロアマ大会に宮里藍が出場。その後、ディフェンディングチャンピオンである宮里は会見場に姿を現した。「昨年のほうが、フェアウェイが硬かった感じ。ショートゲームが多かったので、自分のスタイルに合っていたと思う。今年は8、9番ホールが変わり、9番はとても難しいホールになると思う」とコースの印象を語った。
「気持ちに整理がつき、自分のゴルフにやっと集中できてきていると感じたのが全米女子オープンだった」と、宮里はシーズン序盤はトップ10フィニッシュもない苦しいシーズンが続く中、迎えた同大会では6位タイ、続くエビアンマスターズでは今季1勝を挙げ、再び好調を取り戻したかに見えた。
しかし、全英リコー女子オープンでの予選落ち。気負いが原因か?との質問に、「いやー、逆ですね(笑)。ちょっと一息ついてしまった。2年前に同じような状況だったときは、初優勝だったから、メジャーに向けて気持ちを絶対に途切れさせたくないという気持ちが強く、そのままいい感じで全英に入れた。今年はやはり、それまでの思いとか、自分がやりたいことに凄く時間がかかってしまったので、(やっと優勝を)達成できて少し一息ついてしまい、気持ちが緩んでしまったのかなと思う」と連戦を振り返った。
月曜日に現地入りした宮里は、火曜日には9ホールの練習ラウンドをこなし、水曜日には2時間ほどショット、パット、アプローチの調整を行った。「全英リコー女子オープン」から2週間のオフを過ごし、「今まで取ったことなかったので、凄くいい夏休みになった。最初の1週間はクラブをいっさい握らず、自分のやりたいことをやった」とリフレッシュ。気持ちのリセットと万全な調整で臨む今大会、連覇に大きな期待がかかる。