美香、ショットに手応え「あとはパットが入れば完璧」
2011/07/22 05:27
「エビアンマスターズ」初日の宮里美香は、8時46分と早い時間のスタート。「雨が降ったりやんだりで、なかなかグリーンのスピードをつかめなかった」と、前半をすべてパープレーで切り抜けると、12番でついにこの日初めてスコアが動いた。
第2打を5Wで2mにつけてバーディ奪取。続く13番でグリーンを外してボギーとするが、安定したショットでその後もチャンスを量産する。17番(パー3)では1mを沈めて通算1アンダーとしてホールアウトし、「取りあえずアンダーで回れたので、私的にはまあまあです」と、笑顔で初日を振り返った。
「ほとんどフェアウェイも外していないし、パーオンもほぼできた。あとはパットが入ってくれれば完璧でした」と宮里。前半は強気のパッティングが目立ったが、「打ち過ぎていいと思う。悔いはないですね」と、きっぱりと言い切った。
グリーンが雨の影響で軟らかくなり、攻めて行ければチャンスが巡ってくる。「どこまで攻められるかが勝負だと思う。今日はその勝負ができたと思います」。この状況にいったん守りの気持ちは封印。明日も本来のアグレッシブなプレーでスコアを伸ばす。