2011年 エビアンマスターズ by Societe Generale

藍、思い出の地に凱旋「やるべきことは一緒」

2011/07/21 10:33
思い入れの強い大会だからこそ!?今大会でも普段通りにやることを強調する宮里藍

2年前の‘09年、記念すべき米国女子ツアー初優勝を飾ったフランス・エビアンの地に、再び戻ってきた宮里藍。昨年は19位タイと優勝争いには絡めなかったが、今年は直前の全米女子オープンで6位タイに入るなど、上り調子で今大会を迎えている。

この日、プロアマ戦に臨んだ宮里は「グリーンの状態が例年以上にいい」とコメント。これまでは、ホールごとにグリーンの速さが違ったり、微妙な凹凸が見られたりして、パットが運不運に左右されることも多かったが、「スピードが統一されているので、今までと違うフィーリングで回れると思う」と、得意のパッティングを生かせる状況に明るい笑顔を浮かべた。

今大会は賞金総額が全米女子オープンと同じ325万ドル。次週の全英リコー女子オープンも含め、ビッグトーナメントが続いているが、「やるべきことはどの試合でも一緒。自分に期待し過ぎずにやるべきことをやるだけです」と、いつも通りのマイペースで試合に臨む。

「初日から一打一打を丁寧にプレーしたい。自分自身、楽しんでプレーしたいです」と、開幕を前に静かに語った。(フランス・エビアン/今岡涼太)

2011年 エビアンマスターズ by Societe Generale