藍、ひざの影響は無いものの暫定98位と出遅れ
2011/06/24 10:27
「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」初日の宮里藍は9時5分に1番ティからのスタート。序盤はボギーとバーディが交互に来る展開で、前半は3バーディ3ボギーのイーブンパーで折り返す。しかし、後半に入ると3ボギーを叩いて徐々に後退。結局この日は通算3オーバーの暫定98位タイと出遅れの初日となった。
この日も左ひざにテーピングを巻いてラウンドした宮里だったが、「試合だとアドレナリンが出て痛いのか痛くないのか分からなくなるので、今週は(テーピングを)しようと思った」と説明。しかし、ショットやラウンドに影響する痛みは無いという。
序盤は「出入りが激しくてもまとまればいいと思っていた」というが、徐々にアイアンショットの精度が下がり、小さなグリーンを捉えきれなくなる。ドライバー、アイアン共に球が捕まりすぎて左に出る傾向が強くなり、「ボールの位置が内側過ぎるかなとも思ったけど、あまり深く考えずに流れのまま回りました」と、この日はフィーリングを優先した。
12番ではアドレス後にボールが動いてペナルティをもらうなど、運にも見放された初日。それでも、「トータル的にはしっかり我慢できました」と一定の評価も与えた。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】