有村、最後に力尽きる・・・1打差で米ツアー初勝利ならず
2011/02/27 16:11
「HSBC女子チャンピオンズ」最終日を通算11アンダーの単独首位で迎えた有村智恵は、この日4バーディ、3ボギーと1ストローク伸ばすに止まり、通算12アンダーの単独2位でフィニッシュ。「69」で回ったカリー・ウェブ(オーストラリア)に逆転を許し、米ツアー初勝利を逃す結果となった。
中盤まで、米ツアー制覇への希望はホールごとに増して行った。10番までに1ストローク伸ばし、一時は後続に3打差をつける独走態勢に。だが、ここで有村の前に大きく立ちはだかったのが、同じ最終組で回るウェブ。11番から怒涛の4連続バーディで、有村を一気に抜き去り逆転。そのまま逃げ切られた。
それでも、海外ツアーでは自己ベストとなる単独2位。年を追うごとに海外ツアーへの順応性の高まりを感じる共に、このオフに行った3週間のフロリダ合宿の充実ぶりも感じさせた。有村は帰国後すぐ、3月4日(金)に開幕する国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」に出場。次の海外ツアーは、3月末のメジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」を予定している。