藍、ルーティンを修正して復調

米国女子ツアー開幕戦「ホンダLPGAタイランド」の初日に3オーバーと出遅れた宮里藍だったが、初日のラウンド終了後に「半分八つ当たりです（苦笑）」と、キャディのミックらと練習場で多くのディスカッションをこなすうちに、自身のルーティンがいつもより速くなっていたことに気付いたという。

「スイングのレイドオフを治すうちにスイングスピードが速くなっていて、結果的に全体的にスピードアップしていました。フィーリングは良いということを伝えて、じゃあ何が原因かと考えたら、スイング以外の部分ということに辿り着きました」と宮里。

その言葉通り、2日目は6バーディ3ボギーと3つスコアを伸ばして、通算イーブンパーの25位タイまで順位を上げた。「スイングだけじゃなく、プレーしていない時も自分をコントロールしていくのが大事。地道にやっていくだけだけど、まだ全然上位に食い込めると思います」と、残り36ホールでの巻き返しを力強く宣言した。