宮里美香、国内シードを蹴って米ツアー専念を表明
2010/11/02 13:34
今年の「日本女子オープン」でプロ入り初優勝を飾った宮里美香が、同大会の優勝で得られる翌1年間の国内ツアー出場権を蹴って、米ツアーに専念することが分かった。同権利の行使には、優勝した日の翌日から4週間以内にLPGAツアーへTPD単年登録が必要だが、宮里はこの登録を辞退した。
2008年にプロ転向した宮里は、国内ツアーのプロテストを受験せずに渡米し、2009年から米ツアーへと参戦している。今回のTPD単年登録辞退は「世界で認められるゴルファーになるまで帰国しない。その初心を忘れたくない気持ちが大きい」と、宮里の関係者は話している。なお、宮里は今週三重県で開催される「ミズノクラシック」に出場予定。