初日を終えた7人の日本勢

「全英リコー女子オープン」初日、出場している7名の日本人選手のうち最上位だったのは、イーブンパーの上田桃子。首位と4打差の16位タイと好発進を見せている。

その他の選手は横峯さくらが通算2オーバー・44位タイ、宮里藍が通算4オーバー・79位タイ、宮里美香と有村智恵が通算5オーバー・90位タイ、飯島茜と北田瑠依が通算8オーバー・127位タイと、総じてリンクスコース攻略に苦戦を強いられる初日となった。

先週の「エビアンマスターズ」で健闘、昨年の同大会で11位タイに入った宮里美香は、「グリーンが昨日より速くて、距離感を掴めずに打ち過ぎてしまった」と、前半だけで5ボギー。それでも後半はパープレーに持ち直し、「最後まで諦めないことが大切。そう思えたから、最後のバーディが来たと思う」と、明日に向けて前向きな姿勢を見せた。

同じく5オーバーの有村は、「沢山耐えたけど、スコアが良くないのでもうちょっとショットを修正したい」と話す。先週、ショットの手応えを掴んだという有村だが、この風の中、ゆっくり振ることを意識し過ぎてタイミングが合わないことがあったという。「先週までの感覚を取り入れつつ、タイミングをゆっくりするバランスが大事」と、微調整をポイントに挙げた。