2010年 エビアンマスターズ

上位で争った日本人選手達

2010/07/26 07:25
6位タイで終えた宮里美香。手応えを掴みつつ、次こそは勝利を目指す!

「エビアンマスターズ」最終日は多くの日本人選手がリーダーズボードの上位に位置し、優勝の期待を背負ってスタートしたが、昨年の宮里藍の優勝に続くものは現れなかった。

日本人最上位の6位タイで終えたのは宮里美香。最終日は5番、6番と連続ボギーでスコアを落としたが、9番以降に3つのバーディを取り返し、最終18番では15mのロングパットを沈めてのイーグルフィニッシュ。バック9でスコアを伸ばせたことに笑顔を見せたが、「悔しさと達成感は半分半分」と、2日目に首位に立ちながら3日目以降にそのリードを守りきれなかった悔しさも滲ませた。

最終日はスコアを落とし、収穫と共に課題も見えた服部真夕

また、最終組の2組前、首位と4打差でスタートした服部真夕は、この日は3つスコアを落として通算4アンダーの23位タイ。「残念です。悔いが残る結果になってしまいました」と唇を噛んだ。それでも、初挑戦となる海外ツアーで上位争いをしたことで、「自分にとって凄くプラスになる試合でした。今後に繋げていきたいです」と、日本での活躍を誓った。

最終日に3つずつスコアを伸ばし、通算8アンダーの9位タイに入り来年の同大会の出場権を獲得したのは不動裕理馬場ゆかりの二人。火曜日から連続6ラウンドとなった不動は、「まだまだ体力は日本でもやれると思いました」と笑顔。一方、高級時計を買って帰りたいと話していた馬場は、「それも楽しみだったのですが、今日はどちらかというと疲れました」と、精一杯のラウンドを振り返った。

2010年 エビアンマスターズ