美香は13位に沈むも、大きな収穫を手に
2010/06/28 11:02
米国ツアーメジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」最終日。最終組から1つ前、首位のクリスティ・カーを8打差で追う2位タイからスタートした宮里美香だったが、「この3日間のゴルフとは別人だった」と、序盤から苦戦を強いられた。
この日はショットの左右へのバラつきが目立ち、ティショット、セカンドともにラフに打ち込む場面が目立った。スコアメイクもままならず、ボギーが先行する展開。最終的に1バーディ、5ボギーとスコアを崩し、通算1アンダーの単独13位でフィニッシュ。奇跡の逆転優勝の夢は、儚く消えた。
だが、メジャーでの上位争いは宮里に大きな収穫を与えた。「悔しいけど、今年はここまで調子も悪かったし、メジャーでこういう戦いができたことは自信になります」。2週間後には、メジャー第3戦「全米女子オープン」も迫っている。「USオープンでは、もうちょっと良い成績を残したい。そこに照準を合わせていきたいです」と、落ち込んでいるどころか、頼もしい返事が返ってきた。