有村、藍の世界ランクトップに触発

今季の米国女子ツアーメジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」に初めて挑む有村智恵が、開幕前日の23日（水）に18ホールの練習ラウンドを行った。有村のメジャー戦といえば、思い浮かぶのは今年の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」での活躍だろう。日本人最上位となる単独9位に食い込み、その実力が世界レベルであることを証明した。

「あの時はフェアウェイキープ率が2位だったのを見て、それが上位に行けたことに繋がったと思いました。今週はフェアウェイキープが大事と言われているコースなので、自分のゴルフに向いていると思います」と、自らへの期待を口にする。

先週は“藍先輩”と慕う、同じ東北高校出身の宮里藍が今季4勝目を挙げ、ついに世界ランク1位に躍り出た。「ビックリしました。本当にスゴイとしか言いようがありません。日本人選手が世界ナンバーワンになれたことで夢を与えてくれましたし、自分たちも頑張れる、やれるんじゃないか、という気持ちにさせてくれたことは有難いと思います」。その触発された気持ちを、今週の結果で示すことができるか。