やけ食いなんてしません 吉田優利は最終組バーディで“1打落ち”の誕生日からメジャー初戦
◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(22日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇6811yd(パー72)
新たな一年は驚くべき形で始まった。吉田優利は前週「JMイーグルLA選手権」2日目の17日に26歳の誕生日を迎えた。午前組のラウンドで「74」とスコアを落とし、通算1アンダーとしてカットライン付近でホールアウト。後続のプレーに望みを託し、レンタルハウスで帯同スタッフが準備してくれていたささやかな“パーティ”に向かった。
インスタート最終組のプレーを残すのみとなった時点で、予選通過ラインの65位タイにギリギリ入っている状態。9番(パー3)は池に近い右手前にピンが切られた難しいロケーションということもあり、週末の切符は手中に収めたかと思われていた。しかし、最終組のイ・イルヒ(韓国)がバーディを奪って通算2アンダーとしたことで、1アンダーグループが66位タイに転落。今季4度目の予選落ちとなった吉田も「あんなことあるんですね…。ビックリしました」と苦笑するしかない。
お祝いの席に届いた、ちょっと残念なニュース。帯同スタッフの手料理をやけ食いしてストレス発散…なんてことにはならなかったのか。「しなかったですよ!炭酸を飲んだくらい」と笑顔で反論。日本にいる時は飲まなかった炭酸飲料に手が伸びる瞬間があるのは、米国生活のちょっとした変化だったりもする。
結果を受け止めた後は「いい休みを取れたと思って…」とポジティブに変換。ボールがつかまらないショットの悩みと向き合う最近はコースでの練習量が増えており、連戦が続くタイミングでもある。カリフォルニア州ロサンゼルスから2時間の時差があるテキサス州ヒューストンへの移動を早められたことにより、ことしから会場が変更されたメジャー初戦のコースチェックもしっかりできた。
「先週(予選で)落ちた分、練習もできている。スイングの感じ、出ている球、ミスの仕方…感覚的にも先週よりは絶対にいいなと思っている。あとはパターが何個入るか」。26歳になって迎える最初のビッグトーナメントこそ、4日間を戦い抜いて新たな一年に弾みをつけたい。(テキサス州ヒューストン/亀山泰宏)