米国女子ツアー

アニカが51勝目をマーク 正真正銘の女王に!

2004/06/01 09:00

「コーニング・クラシック」の優勝でLPGAツアー51勝目を稼いだアニカ・ソレンスタム。今季6試合参戦ですでに3勝。過去10年間でアニカが参戦してきた試合数の平均は21試合なので、2試合に1度優勝していくと、今季は10勝する計算になる。あくまでも数字の上の話だが、相手がアニカともなると、何が起きても不思議じゃない。

アニカは先週の「コーニング・クラシック」を9年振りの参戦の上に、練習ラウンド抜きで本番に挑む。だがそれでも大会初日に「65を」マークし、首位タイでスタート。

アニカ・ソレンスタム(初日終了時)
「今日はカップが大きく見えた。打てばどれも入っちゃう感じ。ゾーンに入ったのね。出だしにパットがスイスイ決まったので、パットがしっくりきたの。私は出だしにパットが決まると、1日目はパットが一日中決まると確信するの。そう思いながらプレーすると本当に決まるのよ」

最終日、アニカは期待通りの巻き返しで、一気に優勝をさらった。バックナインで4つのバーディを決めて、LPGAツアー51勝目を手に入れた。

アニカ・ソレンスタム
「最後まで競り合う試合でした。出だしはショットも悪く、なんとか遅れないように必死に戦っていました。自分が思うようにプレーできず、もがいていました。ミッシェル・エスティルが素晴らしいプレーをしていたので、なんとかついていかなければと踏ん張ったんです。バックナインに入ってやっと自分にも流れが来てくれて、最後まで白熱した試合になりましたね」

◇アニカ「51勝目」までの道のり。10勝、20勝、30勝、40勝、それぞれ何試合かかったか、タイガー・ウッズと比較した。
10勝:アニカ=73試合、タイガー=63試合
20勝:アニカ=135試合、タイガー=81試合
30勝:アニカ=172試合、タイガー=115試合
40勝:アニカ=192試合、タイガー=149試合
51勝:アニカ=220試合、タイガー=未定