宮里美香、好相性大会での開幕戦に「やってやる!」
2010/02/17 18:37
今年で米ツアー2年目を迎える宮里美香。昨年は「早く試合に出たいし、楽しみが大きかった」という開幕戦だが、2年目の今年は「やるぞっていう気持ちの方が強いです。去年の経験でかなり違いますね」と、早くも戦闘モードに入っている。
宮里が重要だったと話す経験は、5月に行われた「LPGAコーニングクラシック」と、10月の「日本女子オープン」。共に優勝争いに絡んだが、栄冠を手にすることは出来なかった。
「何回でも出来ることじゃないし、折角あの経験が出来たので、メンタルの先生とも話しました。2回も経験しているので“今度こそ”っていう気持ちは強いです」。もしチャンスが来れば、3度目の挑戦で初優勝を掴み取る気概だ。
そんな宮里にとって今大会は、昨年6位、アマチュアとして出場した2007年にも15位タイに入っている相性の良い大会。「相性はいいと思うし、それが開幕戦なのでやってやるっていう気持ちですね」。開幕戦からいきなりチャンスが訪れた。
このオフは、上半身強化のトレーニングを行い、さらに方向性を安定させるために体重移動を減らすスイング改造も行った。「(仕上がりは)8割程度。悪くも無く、まあまあ良い感じです」。いつものほんわかした笑顔を見せた宮里だが、その内面は熱く燃えているに違いない。