米国女子ツアー

モーガン・プレッセルの正式LPGAツアーメンバー入りが繰り上がるか!?

2005/12/06 09:00

11月中旬に"プロ転向"を表明し、宮里には14打と大きく遅れをとったものの、堂々6位タイで「クオリファイ・トーナメント」を突破したモーガン・プレッセル。来季シード権を得たプレッセルだが、来年5月の誕生日で18歳になるまでは、現在のLPGAツアーのルール上、正式なツアーメンバーになれない。よって、フル参戦権を持ちつつも5月以降まではスポンサー招待などを受けない限り、試合に出場できないのだ。

しかし本人からも、またLPGAツアー内からもプレッセルに対する"特例"を見とめるべきとの声が上がっている。今週LPGAツアーのコミッショナー、キャロリン・ビベンスが他のスポーツのコミッショナーたちと会議し、"特例"を見とめるべきか、否かを話し合うことになっている。

キャロリン・ビベンス
「LPGAツアーの規定が時代遅れとなっており、現在のツアーメンバー、そして将来のツアーメンバーたちの活躍の障害となっているのであれば、見直す必要があると思います。しかし規定を変えるというのは大きな問題です。容易には判断できませんから、ツアーの組織委員会での採決も必要ですし、選手会からの意見も聞かなければなりません」