2024年 BMW女子選手権

33→32→34パット 古江彩佳はグリーン上でモヤモヤ「ひとつ入れば…」

2024/10/20 08:00
古江彩佳は朝イチのボギーからグリーン上で悩ましい1日に

◇米国女子◇BMW女子選手権 3日目(19日)◇水原バレーCC (韓国)◇6680yd(パー72)

悪天候で持ち越したのは最終9番、2 mほどのパーパットのみだった。古江彩佳は午前8時からプレー再開前の練習も「あのパターのイメージだけ」と、ひたすら短い距離の確認に費やした。「うまく打てたけど、予想以上に曲がった感じです」。朝イチでのボギーでタフな1日が始まった。

早々に未消化分を終えた後は、ショットを含めていつも通りのウォーミングアップをして第3ラウンドへ。前半11番(パー5)のボギーをすぐに取り返し、14番(パー3)もバーディとした後はスコアを動かせなかった。

左奥ピンへのセカンドをキャリーで突っ込んだ5番は3.5mほどのバーディパットがわずかに届かない。今週バッグに入れた6UTで傾斜に守られたピンをうまく攻めた7番(パー3)もチャンスメークを生かせず、大きく打ち上げていく8番(パー5)も3mほどが右を抜けていった。

初日から17→16→17(回)と安定してグリーンを捉えながら、3日間でバーディは8個。33→32→34と連日パット数がかさんでいる。「(芝)目があるのかなと思って、きょうはいつもより多めに読んでみたりもしたんですけど、それもなかなか…。グリーンも傷んでいるところがあって、違う方向に行ったりもするので」と悩ましい。

ショットは安定しており、パッティングの読みもストロークもパフォーマンス自体は悪くない。「ひとつ入れば、全然違ったスコアになるかな。あと3つ、4つは全然獲れていたと思うので」。最終日も辛抱強く流れを待ち、ひとつでも上を目指す。(韓国・坡州市/亀山泰宏)

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