古江彩佳は国内メジャー前の一戦「いいイメージで帰りたい」

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 事前(24日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

今大会を終えたらツアーはオープンウィークを挟むため、古江彩佳は次週の国内メジャー「サロンパスカップ」（茨城・茨城GC東C）に出場する予定だ。一時帰国前の試合とあって「しっかりいいイメージで終わって日本に帰りたい」という思いで試合に臨むという。

前年大会は最終日に「65」を出して日本勢最高位の4位タイで終わっている。難コースのイメージも払しょくされたかのように思えるが、「たまたま最終日が良かっただけかもしれない」と毎ホールの緊張感は変わらない。

ポアナ芝とあって「どこに跳ねるか分からないので気持ちをしっかりキープしながら、ジャンプされても自分がいい打ち出し、いいタッチができるように続けていけたら」とグリーン上での戦いを見据えた。

前週のメジャー「シェブロン選手権」（50位）ではブリヂストン BRM2 ウェッジ（50、54、58度）を新品に差し替えた。「新しいだけにスピンが利いてくれる。安心して使える」と準備はできている。

今季は予選カットなしの2月「ホンダ LPGAタイランド」と3週前のマッチプレー「Tモバイル」を除き、出場7試合で予選落ちはない。そのうちトップ10入りは4度。22年「スコットランド女子オープン」以来となるツアー2勝目に期待がかかる。(カリフォルニア州ロサンゼルス／石井操)