「今回は違うパターンだったので」 2年連続“準優勝”の古江彩佳がマッチプレーを前に敗退
2024/04/06 10:29
◇米国女子◇Tモバイル マッチプレー presented by MGM Rewards 3日目(5日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6804yd(パー72)
2年連続“準優勝”でマッチプレー巧者の古江彩佳が、マッチプレーを前に姿を消した。
マッチプレーに進めるベスト8を目指し、20位からスタート。強風の中、序盤5ホールはパーを続けて上位に迫ったが、6番で初ボギーを喫してからは8、13、15番でもこらえきれず、初バーディは終盤16番だった。「75」で通算5オーバーとし、18位に終わった。
古江はこの日の風を「耐えているのも難しい風」と表現。「最初の方はうまくパットも入ってくれて、集中力も良かったんですが…。耐えていければベストで、上の人が崩れてくれたら8人に入れるかなという感じでした。仕方なかったかなと思います」と話した。
昨年までグループリーグの勝ち抜きからトーナメントまで全部マッチプレー方式だった大会のフォーマットが、今年はストロークプレー54ホール後にマッチプレーと様変わりした。「今年は違うパターンだったので。マッチプレーに進めなかったのは悔しいですけど、やることはやれたかなと思います」と“敗退”を冷静に受け止める。
次戦は1週間のオフを挟んだ後、18日に開幕するメジャー初戦「シェブロン選手権」(座・クラブatカールストン・ウッズ/テキサス州)。「疲れも少しあるので、ゆっくり休んで。(コースは)長い印象があって、長いクラブを持つことが多くなると思うので、そこに対応できれば」と気持ちを切り替えた。