米国女子ツアー

リンダ石井は最終ラウンドへ進めず!/USLPGAツアー女子最終予選会 4日目

2006/12/03 09:00

まだプロ表明していない韓国出身の18歳アマチュア、キム・インキョンが4日目、7バーディ、1ボギー「66」と今大会のベストスコアで回り、通算14アンダーでトップを独走している。6打差の8アンダーにはチョイ・ヘイジュン(韓国)、さらに通算6アンダーの3位タイグループには5人がつけている。

4日目を終えた時点で合格となる15位のラインは1アンダー、また138名でスタートした選手のうち、通算7オーバー70位タイまでの75人が明日の最終ラウンドに進む。リンダ石井(石井明子)は「75」とスコアを伸ばせず、通算12オーバーで予選落ちとなった。

8オーバー以下の選手で最終日に進めなかった選手の中には、以前日本女子ツアーでプレーをしていたサマンサ・ヘッド(イングランド)や欧州女子ツアー2位のG・ノセーラ(フランス)、2002年の新人賞を獲ったベス・バウアーや宮里藍と親しいミネア・ブロムクイスト(フィンランド)などがいた。

アニカ・ソレンスタムの妹、シャロッタ・ソレンスタム(スウェーデン)は通算5オーバーで50位、ツアーで戦うアリ宋の双子姉妹、ナリー宋(タイ)は6オーバーで61位と予選を通過したものの合格圏外の位置にいる。大会前から注目度が高かったジェーン・パーク(夏に行われた全米女子オープンではアマチュアながら10位)は合格ラインの2打差となる通算1オーバーで残り18ホールを迎える。

90ホール終了後、15人の選手が2007年シーズン、フルシード権を獲得する。(タイではなく、15人目を決める4ホールのプレーオフあり)。

■ 日程:11月29日-12月3日(5日間)

■会場:アメリカ・フロリダ州デイトナビーチ、LPGAインターナショナル
■レジェンド&チャンピオンズコース
■出場人数:138名
■予選カット:4ラウンド後、70位タイまでの選手が最終日をプレー
■通過人数:15人が2007年シーズンのLPGAツアーフルシードメンバー
以下すでに準メンバーの資格を持っていない35名の選手はLPGA準メンバー扱いとなる

■ 参加する日本人選手:リンダ石井(石井明子)

■ 他の主な選手:C.ソレンスタム、L.スターリ(スウェーデン)、サマンサ・ヘッド(イングランド)、N.ソン(韓国)、ジェーン・パーク(アメリカ)