2023年 スコットランド女子オープン

キャリア最高のプレーから1年 古江彩佳は“相思相愛”の地へ「帰ってこられて幸せ」

2023/08/02 06:28
メディアセンターの入口を飾る巨大なパネルは前年覇者の証し

◇米国女子◇フリードグループ スコットランド女子オープン 事前(1日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6494yd(パー72)

古江彩佳がダンドナルドリンクスを訪れるのは、この1年で“3度目”になる。「優勝したところに帰ってこられて幸せだし、楽しみ」。米ツアー初タイトルをつかんだ前年大会、ディフェンディングチャンピオンとして臨む今週。実はその間にも一度、当地へ足を運んでいる。

優勝翌週、車で2時間ほどの場所にあるミュアフィールドで行われた昨年の「AIG女子オープン(全英女子)」で1打届かず予選落ちとなった直後のタイミングでのこと。突然のチャンピオンの登場にコース関係者も大いに喜び、歓迎してくれたという。

「10アンダー、どうやって出したっけ?」と笑いながら自信もにじむ

振り返れば、最終日にマークしたコース記録「62」はキャリアの中でも「一番だと思います」と位置付ける会心のプレーだった。中盤からの6連続を含め、無傷の10バーディを量産。強烈な成功体験を頭の片隅に置きつつ、その再現に躍起になることはないのが古江流。昨年使用したヤーデージブックは、やはり今週も持ってきていない。「基本的には今年の(コースと向き合う)、という感じで入ってきている。同じピン位置だったり、同じ場所から打つとなったら、思い出してイメージはしやすいかな」とうなずく。

前週「エビアン選手権」からショットの修正にフォーカス

昨年、期間中の拠点としてコース近くの借りた家を今年も使えないことを残念がりつつ、「たぶん、同じアイスクリーム屋さんには行くと思います」。コース内外でのゲン担ぎを忘れないスタイルもいつも通りだ。

開幕2日前は18ホールを入念にチェック

「優勝することにすごく意味があると思うし、世界中から、このタフなメンバーが集まっている中で優勝できるんだという気持ちを持てたことが大きい。それがいまにもつながっている」。勝つことでしか得られない自信こそ、今季の年間ポイントレースで3位につける原動力。飛躍のきっかけとなった場所で、楽しみな4日間が始まる。(スコットランド・アーバイン/亀山泰宏)

スコットランドでの日本勢初優勝から1年は「早かった」

2023年 スコットランド女子オープン