馬場咲希はフランスで新ドライバー投入「直進性のある球」

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 事前（25日）◇エビアンリゾートGC（フランス）◇6523yd（パー71）

アマチュア馬場咲希（東京・代々木高）が新しいドライバーに好感触だ。今週はブリヂストンのB1 ST（9.5度）と記載されたヘッドを投入する。

「いい感じです。スピン量も減っている。私は球が高いので、できるだけ直進性のある球が出るようにしたい」

6月の国内ツアー「サントリーレディス」では、ドライビングディスタンスで6位となる平均246ydを記録。飛ばし屋の18歳にとって、コース攻略へ大きな武器となりそうだ。

この日は勝みなみとともに練習ラウンドで調整した。大会初出場ということもあり、キャディを務める父・哲也さんと入念にチェックした。

「グリーンの傾斜が多いのでピンと同じエリアに乗せたい。ミスすると離れていってしまう」

昨年8月の「全米女子アマ」で優勝。日本勢として1985年の服部道子以来37年ぶり2人目の快挙を成し遂げた。今年は4月「シェブロン選手権」と直近の7月「全米女子オープン」と出場した海外メジャー2試合で予選落ちを喫している。

「最近いい感じに終わった試合がないので。結果を出したい気持ち強い」

2週後のメジャー「全英女子オープン」（イングランド・ウォルトンヒース）の出場も予定しており、結果にこだわるつもりだ。（フランス・エビアン／玉木充）